子供にとって、最も嬉しいことは、親に認めてもらうことです。
五体不満足で有名な乙武洋匡さんが生まれたとき、お母さんが手足のない子供を見て言った言葉は、「かわいい!」でした。この瞬間に、乙武さんの人生は決まりました。手足がないかわいそう子供ではなく、そんなことは関係無しに人から愛される子供として認められたのです。(ただし、自分に自信を持ちすぎて育った乙武さんは、有名になった後、派手な女性関係で問題を起こしてしまいましたが。。)
例え、勉強をしなかったり、いたずらをしたり、悪いことをしても、子供のありのままを認めてあげることができるのは、親だけです。
そして、ありのままの自分を認められた子供は、自己肯定感を持って、何にでも前向きに、積極的に取り組めるようになるのです。
子供がテストで悪い点数をとったときに、「お前は頭が悪いね」とか「お前は勉強をしないからダメなんだ」と伝えれば、子供の脳に自分はダメなんだという情報がインプットされ、さらに勉強に手がつかなくなります。
テストの点数など関係なく「お前のことが好きだよ」「お前はよい大人になるよ」と伝えれば、そのような暗示を受けて、人から愛される、自己肯定感を持った子供が育つのです。