⑥親の背中を見せる

子供は無意識のうちに親の影響を受けて、親の行動を真似します。

ですから、親が夜遅くまでテレビを見ていたり、ダラダラと過ごしていれば、子供も同じように過ごすでしょう。

反対に、親がよく本を読んだり、家で勉強をしたり、仕事をしていると、子供はそれを真似するようになります。

親が他人を非難したり、ネガティブな考え方をしていれば、子供も無意識のうちにそれを自然と引き継いでしまいます。

逆に、親が前向きな考え方をしていれば、自然と子供もそのような考え方を引き継ぎ、他人にも優しく接することができるようになります。

ですから、子供によくなってほしければ、やはり親自身が手本となるような行動をする必要があります。

ただし、親も子供もずっと勉強をしている必要はありません。

ゲームをしたり、テレビを見たり、ネットで興味があることを調べたり、毎日を楽しく過ごすことも、とても大切なことです。

大切なことは、メリハリをつけることです。

家に帰ってきて、ずっとゲームをして、遅くなって寝てしまうのではなく、先に決めた勉強をやってから、ゲームをして楽しむなど、抑えるべきところを抑えるという習慣作りが大切なことです。

また、親も人間ですから、いつも模範となるような行動ばかりとれる訳ではないでしょう。

理不尽に怒ってしまったり、感情的になったり、ということもあると思います。そんなときには、親も謝ることをすれば、子供も何かよくないことをしたときは、素直に謝れる人に育ちます。

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