どんなときでも前向きに考える習慣をつくる

自分で決めたことを実施するためには、自分を肯定して、前向きな心の状態を維持することがとても大事です。

 そのためには、とにかく何をやっても、どんな失敗をしても、前向きに考えて、自分を褒めるクセをつけること。

例えば、テストで20点とかひどい成績をとったら、のび太君のママのように怒る人がいたり、ジャイアンやスネ夫のようにバカにする友達がいて、落ち込んだりするかもしれません。

でも、そこで自分は勉強できないダメなやつなんだと考えることによるメリットは何もありません。例え周りからどんなにからかわれたとしても、自分を褒めましょう。これだけ低い点数なのに諦めなかったのがすごいとか、そんなに勉強もせずに20点とれたのはすごいとか、0点でなくてよかっとか、こんなに伸びしろがあるのはチャンスだとか。

そして、やっぱりテストでもっとよい点数を取りたいのであれば、成績をあげるという目標を実現するための計画とルールを作ってそれを実施すればよいのです。

自分で決めたルールを守れなかったときだって、だからダメなんだと思う必要はなく、試行錯誤をしてどうすればルールを守れるのかを考えればよいのです。3日しか続かなかったら、まずは3日続いた!と考えてください。1日も続かなかったとしても、まずはルールを決めて、それが上手くいかないことが分かったからよかった!と前向きに考えてください。

サッカーの試合で、あと数分で勝利というところだったのに、自分のミスで失点して試合に負けたとします。とてもショックかもしれませんが、そんなときこそ、どうしたらこの経験を活かすことができるか、前向きに考えてください。そしてそんな状況を受け入れている自分を褒めるのです。

自分を褒めることは、自分に甘いのではなく、自分を成長させるためにとても大事なことです。

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