どんなときでも自分を褒める癖をつける③

もしあなたが、とても大事なテストの日に寝坊をして遅刻をしたら、勿論怒られるし、「どんだけ自分はダメなやつなんだ…」って、自分を責めたくなりませんか?

勿論、寝坊をしたこと自体は反省しなければいけないことだから、迷惑をかけた周りの人に謝り、なぜ寝坊をしたのかを考えて、二度と同じことをしないように対策を考える必要があります。

でも、そんなときであっても、「自分はダメなやつだ」と思う必要はありません。

大きな失敗をすると、すごく恥ずかしくてショックかもしれないけれど、そんな時こそ「これは将来につながる何かのチャンスだ」と前向きに考えることが大切なのです。

この経験があるからこそ、自分も他人の過ちを許せるようになり、人間関係がよくなるかもしれません。

そしてこんなに恥ずかしいことがあったのにそれでも前向きに考えようとしている自分を褒めてあげましょう。ここで「自分は大切なときに寝坊するダメなやつ…」と落ち込んでしまうと、何もメリットはないどころか、余計に失敗を生み出してしまうこともあります。

起きてしまったことをきっかけに前向きな対策を考えてみましょう。

だからと言って、自分を褒めるのと、自分に甘いのは違います。

どんなときでも、自分を褒めるのに遠慮は要りません。大切なのは、厳しい現実から目をそらして自分を褒めるのではなく、厳しい現実をしっかりと認識した上で、前向きに考えること。

そうすれば、将来のもっと大きなミスを防ぐことにつながるかもしれませんよ。

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