この間、スルーする力について書きました。
自分の心を前向きな状態にするために、できるだけネガティブな人と一緒にいる時間を少なくできるとよいのですが、どうしてもネガティブな人と一緒にいなければいけないときがあります。そういうときには、ネガティブな言葉を投げかけられたとしても、そのまま受け止めずに、気にしないようにする習慣です。
今日は、さらに応用です。
もっとよいのは、ネガティブなことを気にしないだけではなく、自分の周りに起きるネガティブなことを、ポジティブに変えて受け止めることです。
例えば財布を落としたとしたら、これからもっと大きな物を失わないための貴重な経験になったとポジティブな面を見出すのです。
急いでいるときに電車が遅延したり、車で渋滞に巻き込まれたら、イライラするのではなく、自分の焦りに気付かさせてくれたとか、これを経験にして次からは十分な余裕を持って出発することに気付けた、成長できたと考えます。
失敗をしたら、それを成功の糧にすればよいのです。
自分の悪口を言われたら、悲しい気持ちや、怒りの気持ちが出てくるかも知れませんが、そういう気持ちは3秒で脇において、この経験によって自分は優しい人になれる、よかったと笑ってみてください。
起きている時間の中で、どれだけ長い時間、前向きな気持ちの状態を作ることが出来るか、それを工夫してみましょう。