物事がうまくいっていないとき、焦ってしまうことがあると思います。
・テストが近づいているのに全然勉強が進んでいない…
・進路のことをみんな考えているのに、自分だけ決まっていない…
そんなときでも、焦る必要はありません。
焦った状態で行動をしてもよい結果につながらないので、深呼吸をして、いったん、落ち着いてみましょう。
今回は、焦らずに落ち着いて行動するための3つの考え方を説明します。
不安を解消して、ポジティブな感情で過ごす
上の図は、「楽天的な人」と「慎重な人」の違いです。
自分はどちらのタイプに近いと思いますか?
どちらのタイプもそれぞれよさがありますので、どちらのタイプでも大丈夫です。
そして、どちらのタイプでも大事なことは、不安な気持ちを解消して、ポジティブな感情で過ごすことです。この点については、楽天的な人から学べることがあります。
焦る気持ちが出てきたり、不安な気持ちになってしまうときは、
・悩みや迷っていることがあれば、紙に書き出す
・部屋の掃除をして、夜早く寝るなど規則正しい生活をする
・ポジティブな人と長く一緒に過ごす
ことに取り組んでください。
特に、頭の中で考えるだけではなく、紙に書きだすことは、気持ちの整理につながります。
そして、部屋を掃除するなど環境を整えることも、気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。
一人で悩んでいても不安が解消されない人は、話を聞いてくれる人に相談をすることもよいでしょう。
誘惑に近づかない
焦っているときや、不安が生じているときほど、気を紛らわせるために、誘惑に陥りやすくなってしまいがちです。
試験の前日に勉強をした方がよいのに、長時間ゲームをしてしまった…という人は、見事に誘惑に負けてしまっています。
誘惑とは、一時の迷いによって、冷静に考えれば自分が求めていない、後から後悔するようなことをやってしまうことです。
でも、誘惑に勝てる人はなかなかいません。
誘惑に負けない一番の方法は、誘惑に近づかないこと。誘惑が起きないような環境を作ることです。
自分がどんなときに誘惑に陥りやすいかを振り返ってみて、対策を考えましょう。
まずは、部屋が散らかっていたり、睡眠時間が十分でなく疲れが溜まっていると誘惑に負けやすくなってしまいますので、適度な休憩をとること、規則正しい生活をすること、掃除や整理整頓をすることがやっぱり大事なのです。
そして、勉強中にスマホを見てしまうのであれば、勉強中はスマホを側に置かない、もしくは、誰かと一緒に勉強するとか、自分なりの対策を考えてみてください。
少し早く行動する
時間にギリギリの行動は、物事を冷静に考える余裕をなくしてしまいます。
だから、勉強で成果を出したいのであれば、他の人より少し早く学校に行ってみましょう。
少し早く行動をすることで、朝の準備から余裕をもつことができ、焦ることも少なくなります。
少し早く学校に行く習慣を作り、落ち着いた生活を送ることを意識してみてください。
心に余裕を持って、落ち着いて行動するためには、
・不安を解消して、ポジティブな感情で過ごす
・誘惑に近づかない
・少し早く行動する
の3つを意識していきましょう。
今日からできることですので、早速取り組んでみましょう!
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