社会の勉強の仕方について、短時間の勉強で最も成果がでる方法を説明します。
なぜ社会を勉強すると楽しいのか?
社会には、歴史・地理・公民がありますが、それぞれの特徴は次の通りです。
歴史→これまで日本や世界で活躍してきた人たちが、どのような背景事情の中で何を成し遂げて、なぜそれができたのかなどがわかる。(例:アレクサンダー大王、マンガのキングダムに出てくる秦の始皇帝、源義経、ナポレオン、坂本龍馬など)。そして、今ある国や社会がどのようにして出来たのかを知ることができる
地理→世界の国や日本の地域の特徴や特産品などを学ぶことで、旅行で色々な所に行くのが楽しくなる!(ゲームの桃太郎電鉄の延長と考えてください。)
公民→選挙や政治のニュースが理解できるようになり、今の日本社会がどのように成り立っているかが分かる
学習方法は一緒ですが、ポイントは少し違うので、確認していきましょう。
①授業の復習をする
全科目共通で、短時間の勉強で成果を出すためには、授業の復習を少しでも行うことが必須です。
数学の復習方法と同じように、まず授業で使ったプリントやノートを見返すことをしてください。
1日5分でよいので、何が大切だったのか振り返り、重要な所には線を引きましょう。
②教科書を読む
教科書をサッと読み、内容を理解しましょう!
地理→教科書でわからない地域や国があれば、地図帳で場所を確かめながら読む
地域の特徴などは、地図帳にどんどん書き込みをする
歴史→年表と合わせて確認しながら教科書を読むことで、歴史の流れを掴むことを意識する
公民→わからない語句があれば調べながら読む
重要な所があれば、下線を引く
それぞれ「どこに注意して教科書を読むのか」が重要ですので、時間はかけずに、ポイントを意識して読んでみましょう。
③問題集を3回解く
社会の勉強の中で、一番時間をかけるべきことは問題集を解くことです。
そして、他の科目とも一緒ですが、3周すること!
しかし、社会は他の科目のように「間違えた所だけ」を繰り返し解くのではなく、「全問題を3回」解くことをオススメします!
社会は暗記科目ですので「自分がしっかり暗記できているか」を確認するためにも、全問を繰り返し解くことが有効だからです。
なお、教科書を1回読んだだけで問題集を解いても、分からない問題が多いと思いますが。先に「ノートにわかりやすくまとめたい」と思うかもしれませんが、問題を解くことを優先しましょう。
社会の問題種の解き方は、次のとおりです。
このサイクルを繰り返し、小テストで間違えなくなったら問題集2回目、3回目と進んでいきましょう。(同じ問題集を何度も解くので、答えは書き込まないこと!)
同じ問題を繰り返し解くことで、確実に暗記をしていくことができます。
「より理解を深めたい!」という人は、ノートや年表を作る
問題集を3回解き終わって、時間に余裕のある人は、より理解を深めるためにノートや年表を作ってもよいでしょう。
これまで色々な科目で「ノートにまとめる必要はない」とお話してきましたが、社会は少し違います。
社会は暗記科目なので、自分でノートや年表にまとめることで、重要箇所がより覚えやすくなります。
ただし、問題集を3回解くことが優先です。時間がない場合には、ノートや年表をまとめることができなくても大丈夫です。その場合には、教科書やプリント、地図帳などを活用して、書き込みをしていきましょう。
みなさん、社会の勉強法はバッチリですか?
短時間の勉強で成果が出せるように、今日からこの勉強方法を活用して学習していきましょう!
更にレベルアップしたいという人は、ノートまとめや年表作りにも取り組んでみましょう!
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