前回、アメリカの学校では、いかにして毎日を楽しんで過ごすかが重要と書きました。
米国の学校でも当然ながら、授業や勉強、宿題をやることは重視されるのですが、勉強だけやって真面目な生徒がよいという風潮はあまりありません。
勉強をやった上で、学校生活を楽しむことが、先生からも推奨されているのです。
例としては、アメリカの高校では、金曜日の夜から週末にかけては遊ぶのが当然と思われています。特に金曜日の夜は、学校のチームのフットボールやバスケットボールの試合があって、チアリーダーの応援と共に、ポップコーンやホットドッグを食べながら観戦するのが通常です。
そして、その後に、学校の中でダンスパーティがあります。
一方で、平日は、勉強をやることが重視されます。
遊ぶときは遊び、学ぶときは学ぶというメリハリをつけることが重視されています。
その点、日本も見習ってもよいのではと思います。