決めた計画を着実に実行するためには、自分なりのルールを決めることが必要です。
勉強しようと思っても、LINEが入ってしまうとつい見てしまう…とか、ちょっとのつもりでマンガを読み始めたら止まらなくなってしまって勉強ができなかった…というのは、よくあることですよね。
そうならないように、例えば、
というように、自分の中でのルールをしっかりと決めておくと、計画を実施しやすくなります。
では、自分に合ったルールを作る3つのコツを紹介します。
①前向きな行動のルールを作る
ルールを作るときは、何かを禁止するルールを作らないこと。
「これを絶対にやらないようにする!」というようにすると、逆にそのことに意識がいってしまいます。
例えば「勉強が終わるまでスマホを見ない」という禁止するルールよりは、「勉強が終わってからスマホを見る」というように、前向きな行動のルールを作りましょう!
②簡単に守れるルールを作る
人間はみんな、体調やコンディションに波があります。
調子がよいときもあれば、調子が悪いときもあります。
また、家の都合や学校の行事で忙しい日などもあるでしょう。
ですから、「毎日1時間勉強をする」というようなルールを作ってしまうと、どうしても守れない日が出てきてしまいます。
でも、そこで一度でもルールを破ってしまうと、「何かあったらルールを破ってもよい」という意識が生まれて、ルールを守れない理由がどんどん出てきて、折角のルールが意味のないものになってしまいます。
だから、調子がよいときではなく、調子が悪いときでも守れるように、できるだけ簡単に守れるルールを作ること。
「必ず1時間勉強する」よりも「疲れているときは15分勉強して、休む」といったルールなら、守りやすいですよね?
そして、ルールは「一度決めたら変えてはいけないもの」ではなく、今の自分にとって最適なものに、どんどん変えていくとよいので、振り返り・改善を繰り返していけるとよいでしょう。
③上手くいかないときの仕組みを考える
自分の目標を達成するために、改善しながら自分に合ったルールを実行していくことが大切ですが、ルールを意志の力に頼って守ろうとしないこと。
人間の意志の力はとても弱いので、例え一時的には意志の力で頑張ることはできても、それは長く続くものではありません。頑張って目標を実現したいのであれば、意志の力に頼らない仕組みやルール作りを工夫する必要があります。
勉強をしていたら、集中力が切れたり、眠くなってしまった、ということはありますよね。そんなときには根性で頑張って勉強しようと思うのではなく、それよりも仕組みを考えてください。
例えば、
・集中が切れてしまった→20分休憩する
・眠くなってきてしまった→コーヒーやお茶を1杯飲む→それでも眠い場合には勉強を切り上げて早く寝て、翌日勉強する(そして、次からは眠くならないように、睡眠時間をしっかりとるように自分のスケジュールを見直す)
といった、いざという時の方法を仕組み化することがポイントです。
この3つのコツを意識して、自分のルールを考えて、紙に書いてみてください。
そして、まずはやってみる→上手くいかなかった部分を修正する→またやってみる→また修正する…という改善を繰り返し、 自分に合ったルールを見つけていきましょう!
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