自分の取扱説明書を作る

自分の習慣や行動を変えようとするとき、例えば、もっと長い間、集中して勉強をしたいとか、すぐにイライラしないようにしたいというようなときには、自分がどんなときにどんな気分になって、どんな行動をとるのかを、考えてみることをおすすめします。

例えば、午前中は、比較的集中しやすいとか、夜ご飯を食べた後は、気が散ってしまうことが多いとか、この人と一緒にいると気分がよいとか、こういうことを言われるとイライラするということです。

これらは、頭の中では、なんとなく意識していると思いますが、紙に書くことで、より整理されます。

そして、意志の力で、気が散らないように勉強をしないと思うのではなく、気が散らないような環境を作るということを考えてみてください。例えば、夜の勉強時間は少なくして、朝に勉強するとか、勉強をする部屋の視界に気が散る物を置かないなど、自分なりの環境作りをしてみることです。

このような、自分の取扱説明は、一気に考えようとしても難しいので、毎日、勉強を始める前に前日の自分を振り返る時間を作ったり、何か上手くいかないことがあったときには、その理由を考えるなど、徐々に、項目を増やしていけばよいです。

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