これから、各教科の具体的な勉強法について説明していきます。
まずは英語の勉強の仕方について、短時間の勉強で最も成果がでるやり方を伝えます。
なぜ英語を勉強すると楽しいか?
英語は身に付くととても楽しい教科です!
一番楽しいと感じやすいのは、海外の人と話す時です。
海外には日本以上に個性的な人も多く、そういう人達とコミュニケーションをとることができるようになります。
次に、英語の本を読む時です。海外の本を言語(英語)で読むと、より面白さが伝わります。
あとは、映画を字幕吹き替えなしで観ることができた時…など、
とにかく英語を身に付けると見える世界が広がり、人生がとても豊かになります!
ですので、ぜひみなさんもこの「英語を楽しみながら身に付ける方法」を習得してください。
英語で大切なのは、圧倒的に単語力
英語の先生から一度は聞いたことがあるかもしれませんが、英語は、文法が苦手でも単語をたくさん知っていれば、意味を理解して、自分の気持ちを伝えることができます。
そして、単語の覚え方の基本は、書いて覚えることです。
地道な勉強法ですが、これがとても重要です。単語を一気にたくさん覚えようとするとつらいので、毎日少しずつ覚えてください。
具体的には、
1日10個ほどの単語を、それぞれ10回ずつ書いて覚える
↓
自分で小テストをする(日本語を見て、その単語のスペルを間違えずに書けるか確認)
↓
間違えた単語は、小テストで間違わないようになるまで、繰り返し書いて練習する
というサイクルを毎日実施していきます。
これまで学習した範囲の単語(教科書に載っている単語で太字のもの)を毎日少しずつ覚えていってください。
加えて、授業で新しい単語を習ったらその単語を覚えたり、定期テスト期間中であれば、テスト範囲の単語を覚えましょう。
そうすれば、次のテストでは順位が前回より上がっているはずです!
完璧にはしなくて良いので、肩の力を抜いて少しずつ着実に覚えていきましょう。
文法にはあまり時間を割かずに、問題集(ワーク)を繰り返しやる
単語の勉強の次に、英語の文法の勉強がありますが、文法にはあまり時間を割く必要がありません。
なぜならば、文法を頭で覚えようとするよりも、問題を何度も解くことが英語の勉強で一番効果があるからです。
このため、
①授業で習った範囲の文法を教科書で確認する
ことを終えたら、
②学校で配付されている問題集(ワーク)を解く
ことに力を入れて取り組んでください。
その際、ワークには直接書き込まずに、必ずノートや別の紙に問題を解くことです。
そして答え合わせをしたら、合っていた問題の番号には〇をつけておき、間違えた問題には✓の印をつけておきます。
なお、問題集(ワーク)は1回やるだけではあまり効果はなく、3周することで力がつきます。2回目、3回目に問題を解くときは、前回間違っていた問題だけをやれば大丈夫です。
なお、中学2・3年生で、1・2年生のときに習った文法の理解があいまいな人は、1年生からの文法をもう一度おさらいしてください。なぜならば、1・2年生の文法をしっかり理解していなければ、今習っている範囲の問題も解けないからです。
1・2年生の教科書をもう一度読み返してみてもよいですし、3年生であれば、夏休みなどに中学校3年間の文法が全てまとまった参考書を一通りやってもよいでしょう。
なお、問題集で解説を読んでも理解できないところは、「?」をつけておいて、後で友達や先生に聞いてみてください。後で聞いてみたり、2周目、3周目とやることで分かってくることもあります。
また、問題集の中には、これは出来なくても仕方ないという問題も含まれていますので、全て完璧に理解出来なくても全然問題ありません。
1日5分でよいので授業の復習をする!
全科目共通の原則でも、「学校の授業を活用すること」「授業の復習をすること」の大切さをお話しました。
復習をやる習慣がない人は、復習って面倒と思うかもしらませんが、慣れてくると簡単です。1日たった5分でもよいので、復習をする習慣をつけてください。何も復習をしないのと比べると、5分復習するだけで大きな差が生まれます。
具体的には、
①授業中にわからなかった単語を確認する
②教科書の本文の意味を理解できるようにする
③教科書の文法の箇所を確認しておく
を意識して復習してください。
実は、授業中から復習の準備は始まっています。
授業中にわからない単語が出てきたら、授業中に調べて教科書に書き込んでおくことで、自分で復習をする時にすぐに活かすことができます。
なお、教科書は本文や文法以外にもたくさんのことが載っていますが、すべてを完璧に確認しようとすると時間がかかりますので、効率的に成績をアップさせるためには、本文と文法の所のみ確認をしておけば大丈夫です。
「更にレベルアップしたい!」という人は、リスニング練習
単語の勉強と問題集を3周終えて余裕がある人は、リスニングの練習をすることをオススメします。
スマートフォンを使って教科書のQRコードを読めば、教科書の本文を英語で聞くことができます。最初は教科書を読みながら英語を聞いて、次に教科書を読まずに英語を聞きます。教科書を見ずに内容を聞き取れるようになるまで何回か繰り返してみてください。
また、学校にいるALT(外国人の先生)と英語で少しずつ日常会話をするのもオススメです。
何度でも聞き直したりすることができるので、母国語が英語の先生がいたら積極的に話しかけてみてください!
みなさん、英語の勉強法はバッチリですか?
・単語は書いて覚える
・文法にはあまり時間を割かずに、問題集(ワーク)を繰り返しやる
・授業の復習を必ず行う
短時間の勉強で成果が出せるように、今日からこの3つを活用して学習していきましょう!
更にレベルアップしたいという人は、リスニング練習にも取り組んでみましょう!
▼次のページ