何かを教えようとするときに、間違ったやり方をしていることがあれば、指摘するのがよいと思うかもしれません。
間違っていたら、当然、正しいやり方を教えてあげた方がよいと思いますよね。
正しいやり方を教えてあげた方が、相手のためにもなるからです。
ただ、気を付けなければいけないことは、間違いの指摘をして、その通りに直すことができるのは、中級以上のレベルの人に限られるということです。
初心者は、間違いの指摘をしても、その通りにはなかなかできない、だからこそ初心者なのです。
ですので、誰にでも間違いを指摘するのではなく、相手の状態を見る必要があります。
初心者に対しては、間違いを指摘するのではなく、出来ているところを探して、それを伸ばすこと。そうすることによって、自然と間違っている部分もできるようになっていくのです。
間違っている部分を指摘し続けても、なかなか改善しないのです。