過ぎたるはなお及ばざるがごとし

このことわざは、知っている人も多いと思います。

何ごとも、やり過ぎてはいけない。ほどほど、一番よいという意味です。

まずは、ダイエットの例をあげます。

痩せるためには、当然ながら食べ過ぎてはダメで、食べる量を減らす必要があります。

だからといって、どんどん食べる量を減らせば、どんどん痩せれるかというと、そうではないのです。

食べる量を減らしすぎると、身体の代謝量が落ちて、逆に痩せにくく、少し食べただけで太りやすい身体になってしまうのです。

ですので、ダイエットのためには、食べ過ぎもダメ、食べなさすぎもダメで、適量を食べるのが最もよいのです。

これは、勉強も同じです。

成績をあげるためには、勉強をする必要があることは当然です。

でも、どんどん勉強量を増やせば、どんどん成績が上がるかというと、そうでもないのです。

一定量以上の勉強をすると、逆に効率が悪くなったり、集中力が下がったり、そうするとやる気にも影響を及ぼし、やっている割には成果がでないということになります。

ですので、勉強は一気にたくさんやろうとするのではなく、毎日、継続的に、適度な時間勉強すること、限られた時間を最大限有効に使う工夫をすること(最も効果がでることに取り組むこと)が大切なのです。

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