ダイエットと勉強③-油について

今日は、ダイエットや体調管理と油の摂取の関係について、説明をします。

昨日は、糖質を摂取することによって、インスリンが分泌されると、余分なエネルギーが中性脂肪として身体につくことを説明しました。

なお、油の摂取は、インスリンの分泌にはつながりません。ですので、油を単独でとっても身体に中性脂肪がつく(=太る)ことにはなりません。

ただ、油を単独でとる人はほとんどいないでしょう。ほとんどの場合、油といっしょに糖質もとることになります。例えば、フライドポテトやポテトチップスは、油と糖質が両方含まれます。そうすると油はカロリー(エネルギー量)が高いために、糖質と組み合わさってとることによって、余分なエネルギーは中性脂肪に変わって身体に蓄積されることになるのです。

ファーストフードのほとんどは、油と糖質が組み合わさっています。

また、唐揚げや天ぷらなどの揚げものも、糖質(ころも)と油が組み合わさっています。

更に油は、高温で揚げると、酸化したり、トランス脂肪酸が発生するなどして、そのような油は発がん性物質を含んでいたり、腸内環境を悪化させる原因となります。腸内環境が悪化すると、代謝が悪くなって、太りやすくなったり、お腹がむくみやすくなるほか、身体の不調(アレルギー症状がおきやすくなったり、頭痛など)も起こしやすくなります。

酸化していない良質な油は、身体のエネルギー源になりますので、油を適量とることは気にする必要なのですが、フライドポテトや、ファーストフード、揚げものばかり食べていると、太りやすく、体調不良の原因となりますので、体調を整えて頑張りたい人は、食べ過ぎないように気をつけましょう。

一方で、ナッツやアボカド、魚に含まれている油、オリーブオイルなどを適量とることは、体調を整えやすいと言われています。

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