これまで、身体が必要とする三大栄養素について説明してきました。
簡単にポイントをまとめると、
糖質については、砂糖やお菓子を出来るだけ控える。時にはパンもよいけれど、主食はご飯がよい。
油については、揚げ物やファーストフードを控える。
タンパク質については、魚は積極的に意識して食べる、お肉は適量であれば構わないけれど、食べ過ぎに気を付ける。
といったものです。
三大栄養素は、すべて身体のエネルギー源となる必要なものですが、三大栄養素だけでは、身体は適切に機能しません。
他には、ビタミンやミネラルも大事な微量栄養素です。
微量栄養素とは、量はわずかですが、大切な働きをするものです。
ビタミンであれば、ビタミンA、B群、C、D、Eなどがあり、ミネラルは、鉄分、マグネシウム、亜鉛、カルシウムなどです。
ビタミンやミネラルを摂っていなければ、やはり身体の不調の原因になり、免疫力が下がって風邪を引きやすくなったり、アレルギー症状が出やすくなったり、怒りやすくなったり、集中力が生じにくくなります。
これらのビタミンやミネラルは、ご飯や、お味噌汁、野菜、魚、肉などをバランスよく食べていれば、ちゃんと摂ることができます。
ただ、お菓子や、加工食品、コンビニのお弁当、ファーストフードが中心の食生活になると、三大栄養素の栄養バランスも崩れ、ビタミンやミネラルも不足してしまいます。