ダイエットと勉強⑥-食物繊維

今日は、このシリーズ「ダイエットと勉強」の最終回。

食物繊維についてです。

食物繊維は腸の状態を整える働きをします。

特にお肉を食べ過ぎると腸内環境が乱れやすいので、お肉を食べるときには食物繊維が豊富に含まれている野菜や穀物、豆類、果物、きのこ類、海藻類などと組み合わせて食べるとよいでしょう。

最近は、ローカーボダイエットで、お肉のみをたくさん食べるダイエット法もありますが、食物繊維を摂らないと体調悪化につながりますので、極端に炭水化物(糖質)を減らすことはおすすめしません。

食物繊維が不足して腸内環境が悪化すると、身体の免疫力が下がって、アレルギー症状が出やすくなったり、疲れやすくなったり、集中力が落ちたりなど、様々な不調の原因になります。

腸は第二の脳と言われているほど、実は、腸の状態は心の状態にも影響を及ぼします。

腸の状態が整っていると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されて、幸福感、満足感を感じやすくなり、心の状態が整って、やる気も出やすくなります。

ただし、食物繊維は大切なのですが、かといってあまりにも摂りすぎてしまうと、それはそれで、身体がむくみやすくなるなど、よいことばかりではありません。適量がよいのです。

結局は、お菓子や砂糖、ファーストフード、揚げ物などを避けて、ご飯、味噌汁、野菜、魚、肉などをバランスよく食べて、どれも極端に食べ過ぎないということが、必要な栄養素をバランスよくとることができ、体調を維持するために必要なことなのです。

更に、適度な運動をすることも、体調を維持する秘訣です。

もし部活に入っていない、もしくは文化系の部活で運動をする機会がないのであれば、歩くことなどで、毎日、適度に身体を動かしましょう。通学をするためにしっかり歩いているのであれば、それでも構いません。

このようにして体調を整えることで、健康的な身体を維持して、勉強に必要な集中力を高め、やる気も高めることができます。

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