中学生や高校生のときには、特に、強い自分になることに憧れるかもしれません。
単にケンカが強いというよりは、格好よい自分を周りに見せたいと思うことです。
そのために、スポーツでよい成績を残したり、勉強でよい成績を残したり、お洒落をして可愛くなったり、格好よくなりたいという気持ちです。
そうした向上心を持つことは自分を高めるエネルギーになりますので、とてもよいことです。
そのときに、自分を高める秘訣は、まずは弱い自分を認めることです。
逆説的ですが、弱い自分を認めて、弱くても大丈夫なんだと開き直ることで、自分を高めていくことができます。
強い人こそ、自分の弱さを知っているということです。
逆に、自分の弱さを認めて、肯定することができなければ、いつまでも弱いままで強くなることができません。