以前にも書きましたが、人はみな言われたとおりに育つという性質を持っています。
勉強をやらない子供に対して、「お前は勉強をやらないね」と伝えると、どんどんと勉強をやらなくなります。
一方で、勉強をやらない子供に対して、「勉強の素質があるね」と前向きな言葉をかけると、やっぱり、自分はもしかしたら出来るのかな?と自己肯定感の芽が生まれます。その芽に光や水を与えて大切に育てることによって、だんだんと勉強をやるようになっていきます。
最初から勉強をやる子供を褒めることは誰でもできるのですが、勉強をやらない子供のよい所を認めることが、大事な点です。
また、自己肯定感の芽が生まれて育つのに要する時間は、人それぞれによって異なり、タイミングも異なります。すぐに一気に成長する人もいれば、ゆっくりと成長したり、かなり遅れて成長する人もいます。
遅れた方がよいものが実ることもありますので、焦る必要はありません。