勉強のやる気が出ないとき

勉強は義務としてやるものではなく、学ぶことが楽しいからやるものです。

ですので、勉強のやる気がしないのであれば、別に勉強をしなくてもよいと思います。

でも、勉強をやりたいと思っているのに、何か机に向かう気にならず、ダラダラと過ごしてしてしまうときもあるかもしれません。

そんなときは、疲れが溜まっているかもしれませんので、思い切って休んでしまうのでもよいと思います。

週に一度や二度はそんなときがあってもよいと思います。

でも、毎日それが続くと先に進むことができませんので、勉強のやる気が出ないときに、どうやって勉強をするかも考える必要があります。

以前にも書きましたが、人の体調や心の状態には必ず波がありますので、調子がよい日と悪い日は、周期的にあります。どちらがずっと続くということはありません。

調子がよいときに頑張ることはそれほど難しくありませんが、調子が悪いときにもそれなりに頑張れるようになることが大切です。

勉強のやる気がしないときに、一番大事なのはゼロにしないということです。

勉強のやる気がしないときには、たくさんの勉強をするのは難しいかもしれません。ですので、そんなときはいつもと同じ勉強をしなくてもよいと思います。

大事なのは、全く勉強をしないのではなく、少しでもよいのでやるということです。

疲れてやる気がしないときに、これから1時間勉強をしようと思うと、なかなか机に向かうことができないかもしれません。

そんなときは、30分でもよいですし、それも難しければ5分〜10分でよいので机に向かってみてください。単語を1つでよいので覚えるとか、教科書を5ページでよいので読むとか、問題を1問だけ解いてみるということです。本当に疲れていれば、それだけで終えてもよいですし、もしできれば、5教科全て10分ずつ勉強を出来れば、ばっちりです。

そして、少しでも勉強をやったのであれば、「今日はこれしかできなかった」と考えるのではなく、調子が出なかったけれど、「最低これだけはできた」と前向きに捉えてください。

勉強をしない期間が続くと、どんどんと勉強に取り組むハードルが上がってしまうので、休みの日以外は、少しでもよいので毎日続けることが大事です。

もう一つは、これも以前にも書きましたが、机の周りが散らかっていると、勉強に集中して取り組む事が難しいです。机の周りを片づけることによって、机に座って勉強しやすくなりますので、普段から部屋の掃除を意識してください。掃除は、人間にとって最も大切なことの一つです。

最後に、疲れていたり、眠かったり、体調が悪いと、どうしても勉強をやるのは難しくなります。そんなときは十分な休憩をとること。そして、十分な休憩をとった上で、勉強をする時間も作れるように、予定を入れすぎないなど、自分のスケジュールを見直してみてください。

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