記録をつける

毎日の学習の最後には、必ず「その日の学習の記録」をつけてください。


なぜ記録をつけることが大切かというと、

①これまでの努力が目に見える形で残るので、モチベーションが上がっていく

②記録を振り返ることで、より良い勉強法へ改善していくことができる からです。

記録をつける時は

何を、どれくらいの時間をかけてやったか

を書いてください。

例えば、

・「英単語を10個覚えた(15分)」

・「ワークを12ページから15ページまで進めた(30分)」

というように、具体的に書いておくと良いでしょう。

あとで見返した時に「自分はこんなに頑張ったのか!」と自分自身を褒めてあげられるといいですよね!


みなさん、メジャーリーグでMVPをとった大谷翔平選手の活躍の秘訣を知っていますか?

Youtubeでも紹介しましたが、大谷選手は練習の質を高めるために、毎日の練習内容の記録をつけて振り返りを行っています。

具体的には、①良かった所と②悪かった所を振り返り、③次回の目標と改善を繰り返していくのです。

大谷選手が大活躍できた理由の一つは、他の人よりも長い時間の練習をしようとしたのではなく、毎日の練習の記録をつけて改善を続けることによって、練習の質を高めていったことにあります。

この方法を勉強でも活用すると、毎日、記録をつけるときに、

①今日の勉強の良かった所

②予定通りできなかった所

③なぜ予定通りできなかったのか(原因と対策)

を考えてみてください。

③の原因と対策を考える時は、単純に「明日は頑張ろう!」ではなくて、

「時間が足りなかった」や「集中できなかった」など具体的に原因を考え、それに対して「やることを整理する」や「気が散る物は机に置かない」など具体的な対策を考えていきましょう。

これを毎日続けることで、勉強の質が徐々に、高まっていき、同じ時間を勉強していても、他の人よりも成果が出るようになっていくのです。


短い時間で質の高い学習をするためには、「勉強して終わり!」ではなく「記録をつけて、振り返り、改善する」ことを習慣として身に付けることが重要です。

今日から始められる学習法ですので、早速記録用のノートを用意しましょう!

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